名侦探明智小五郎4:吸血鬼原名:名探偵 明智小五郎IV 吸血鬼,
昭和10年の横浜港。貨物船から棺桶が下ろされる。棺の中には、恐喝罪でルーマニアのトランシルバニア地方に逃亡した畑柳庄蔵(陰山泰)の死体が入っていた。トランシルバニアには、有名な吸血鬼伝説がある。死体は庄蔵だと確認されるが、探偵の明智小五郎(陣内孝則)は死後2ヶ月も経過した死体が全く腐乱していないことに疑問を抱く。棺は山奥の庄蔵の故郷、キリシタンの里へ運ばれ、後妻の倭文子(有森也実)ら家族に見守られながら埋葬されるが、間もなく庄蔵の死体は姿を消す。以来、黒マントの怪人が里を跳梁跋扈し、首筋に2カ所傷跡を残した死体が次々に発見され…。