二十四只眼睛原名:二十四の瞳,又名24 no hitomi、Twenty-Four Eyes
何度も実写映画になった、壺井栄の代表作のTVスペシャルアニメ化。瀬戸内海の小豆島の分教場に赴任した、若い女性教師・大石先生。教え子から「おなご先生」と呼ばれる彼女は、当初は都会風の新しい考え方で周囲を戸惑わせるが、その誠実さは子供たちや島民との強い絆を育んでいく。だが悪童の仕掛けた落とし*で負傷した大石は一度、分教場を退去。やがて5年生に進級した教え子たちの元に帰ってきた。再会を喜ぶ大石と生徒たちだが、時代は悲劇の***戦争へと突入しようとしていた……。日生ファミリースペシャルの一本で、序盤と終盤に実写ドラマパートを設けて、アニメドラマの本編と組み合わせた構成。実写部分の演出は実相寺昭雄で、同部の大石は倍賞千重子が演技。アニメの大石も倍賞をモデルにしている。アニメパートの演出は「ルパン三世」シリーズなどで活躍の吉田茂承。