風のかたみ(1996)

《風のかたみ》

剧情内容介绍

風のかたみ

平安時代。信濃の大領の息子・大伴**親信は京の都へ向かう途上、迷い込んだすすきケ原の六角堂で女陰陽師の杜女に出会い、世に名高い笛師・喜仁の作になる謎めいた笛を手渡された。その後上洛した**は、身を寄せた三條中納言の館に住む萩姫に心を奪われる。だが萩姫は朝廷に入内が決まっており、さらに姫の心は色事師・蔵人の少将安麻呂の虜となっていた。**は想いを込めて笛を奏で、その笛の音に人の心はざわめいていく。思いつめた姫の心を悟った**は姫の文を安麻呂に届けるが、安麻呂には自分の地位を賭けてまで入内の決まった女と深入りする気もなく、**は行き場のない怒りを胸に宿らせる。**は姫を山中の隠れ家にさらって想いを打ち明け、安麻呂の本心を知って絶望した姫は**の前に体を投げ出すが、心の通わぬその姿を見た**は恋を諦め姫を館に送り返すのだった。**は姫をさらった罪で検非違使...